三元ラセン管工業株式会社

昨日紹介した、多機能濾過装置用に使われるシャフトシール用ベローズは長さ１７５０ｍｍと大きなベローズですが、今日紹介するベローズは手のひらに入ってしまうような小さなベローズですが、これもシャフトシール用ベローズです。

ベローバルブに使われるベローズで、昨年のちょうどこの時期にインテックス大阪で開かれたプラントショーでわが社のブースのすぐ近くで展示していた日立金属さんが外国製のベローズを使ったベローバルブの内面がわかるようにカットして展示していて、社員の説明用にしたいと言ったところ、快く撮影許可を頂き撮影してきたシール用ベローズです。


























　　
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軸方向の伸縮と軸直角の変位を吸収するバネ定数の低いベローズ伸縮管
ベローズ内径３２０ｍｍ　　面間１４０ｍｍ　　両端異径の特殊フランジ














ベローズ板厚０．２５ｍｍ　材質ベローズ・フランジＳＵＳ３１６Ｌ
ボルト・ナット・ホルダー　ＳＵＳ３０４

軸方向伸縮量　+５ｍｍ、-４０ｍｍ
軸直角方向変位量±２．０ｍｍ
バネ定数３２．９Ｎ/ｍｍ　設計圧力０．０１４Ｍｐａ　
流体　45℃のガス



情報発信は神様が中小企業にくれた贈り物
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今日は内筒・セットボルトが付いた２０Aと５０Aのバネ定数の低いベローズ伸縮管の紹介です。


(写真・左）　２０AX２５０L　JIS10K(20A)　ベローズ板厚０．２ｍｍ　バネ定数５．７N/ｍｍ　
(写真・右）　５０AX２５０L　JIS10K(50A)　ベローズ板厚０．２ｍｍ　バネ定数６．８N/ｍｍ　

軸方向伸縮量は、どちらも-５０ｍｍ　
材質は、ベローズ・中間リングSUS316L,　フランジ・内筒・セットボルトSUS304















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日刊工業新聞社が毎月8日に発行している、プレス加工技術やプレス機械、金型、板金加工技術、材料など幅広い分野の情報を提供している塑性加工の総合専門誌「プレス技術」の2021年7月号の特集「時代の変革に対応する　チューブフォーミング活用戦略」でロール成形ベローズについて書かせていただきました。


プレス技術2021年7月号　　＞＞＞＞＞　











 



今までにも、2018年1月号と2019年11月号に、ベローズ成形について書かせて頂いています。
東京のある大学の先生の紹介がきっかけで最新の加工技術でない職人の手作りのような成形加工技術を何回も取り上げて頂けてありがたいことです。

2018年1月号と2019年11月号











塑性加工とは（ウィキペディアより）
物質の塑性を利用し、材料に大きな力を加えて変形させることによって、目的とする形状に加工することである。一般に他の加工方法より加工時間が短く、材料のロスが少なくエネルギー原単位が比較的少なく、巨大なものにも適応可能であることから工業製品の生産等に広く用いられる。





　　　

６月最初のベローズ紹介は、板厚の薄いベローズの内面を粉体が直接接して摩耗しないように研磨加工をした内筒を取り付けた、粉体移送に使われる内筒付きベローズの紹介です。

ベローズ内径１６８ｍｍ　面間１５３ｍｍ　両端違径の特殊フランジ

ベローズ材質ＳＵＳ３１６Ｌ　フランジ・内筒ＳＵＳ３０４　ベローズ板厚０．２５ｍｍ　
圧力０．０５Ｍｐａ　バネ定数４２．９Ｎ/ｍｍ 軸方向伸縮量+７ｍｍ、-１０ｍｍ