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2006年06月14日(水)更新

明大商学部3年大滝浩司さんの質問にお答え

<質問>
企業を経営されている方は、
他社と比べて、
自社のまたは、自分の「強み」は何であると認識されていますか?
また、その強みをいつ・どの状況で掴みましたでしょうか?
私は将来起業を目指しております。
ぜひ経営者の方々のご意見をお聞かせ下さい。
                  (明大商学部3年11組9番 大滝浩司さん)


こんにちは!
我社はベローズという製品を1個から全て受注生産で多品種、小ロット、
短納期で提供しております。他社と製法が違い顧客の希望寸法に1ミリ単位で
製作でき型代がいらない製法なので研究開発部門などにおける試作品などに
低価格で提供が出来きます。
しかし弱みは大量生産は出来ない、価格競争には勝てない、大口受注は期待
できないです。

起業をする時、誰に対してどのような価値をどのように提供するか、その実現は
可能か、自社のポジション、製品のポジションを何処に設定するかそれによって
「強み」弱み」が決まってくるのではないのでしょうか。

2006年06月08日(木)更新

明治大学商学部3年の遠藤正人さんの質問への私のお答え

<質問>
 明治大学商学部3年の遠藤正人です。以前は、私の質問に答えていただき
ありがとうございました。本日は、経営者の方々に以下の質問があります。
 経営者の方々は、自分の目標達成のためのモチベーションをどのように
維持しているのでしょうか?
(明治大学商学部3年 遠藤正人)


遠藤正人さん、こんにちは三元ラセン管工業の高嶋と言います。
私は常に皆に思いを話し続けること、またブログやホームページなどを利用して
発信し続けることが自分のモチベーションを維持できるような気がいたします。
経営者だから自分が維持していくのは当たり前それよりも経営者の役目は
「みんなをいかにモチベーションを上げさせるか」ではないでしょうか。
それには「目標の設定」のレベルによって決まると思います。レベルが高すぎると
やはり理想だけで終わってしまうと思います。
初期の目標、中間の目標、最終目標と最終目標に向かった目標設定さえきちんと
出来上がればあとは、維持していく人材を養成さえすればいいと思います。
私のところでは製造業ですから技能の習熟に対する段階的な教育訓練を行うこと
で「やる気」を持ち続ける人材が養成出来ていくと考えております。

2006年05月29日(月)更新

明大商学部3年 遠藤正人さんからの質問

明大商学部3年 遠藤正人さん こんにちは!
三元ラセン管工業の高嶋と言います。

<質問>
最近、自分の目標の「起業家になる」ために謙虚さを身に付けようと努力しています。
それでは、質問させていただきます。
「商い」をする上でコミュニケーション能力は、とても大切だと思うのですが、その
能力を向上させるにはどうすればいいのでしょうか?


最初は聞き上手になることがコミュニケーション能力の向上第一歩ではないでしょうか。
私自身話しをすることは苦手ですが先輩の方たちにお会いし話をお聞きして色々と学んできました。 
聞き上手になってくると、お話してくださる方はまた、次に話を聞きに来るのを
楽しみに待っていてくれます。                
それと聞く側も勉強して話題についていける様に本を読んだり、周りのことに気を
つけてみたりと努力をするようになってきます、これはブログを書き始めると始めは
自分の得意なことだけを書いていても段々と色々な方と出会いが出来てくると
話題づくりのために勉強するように変っていくのと同じような気がいたします。                         
それと、我社が行っていることに大きな声で相手の顔を見て「いらっしゃいませ」
「おはようございます」と挨拶をするように言っています。お客さんが来ても笑顔で
迎えてもらえれば話も弾むと思います。

2006年05月01日(月)更新

「私の座右の書」

1995年先代社長の突然の死でこの会社をどのように経営していけばよいのか迷っていたとき、
本屋さんで出合った本が田舞徳太郎さんの「気づきの成功学」でした。

先日の明治大学の学生さんからの 「起業家になくてはならないものはどのようなものですか?」の質問で私が“それは夢です”と答えておりますがそれにも通じます。

田舞徳太郎さんが「人生は選択だ」と決意することである、「人生は運命だ」と悟りすまし、受身の生き方を選ぶ前に、あえて「人生は選択だ」すべては自分が選び、決めているのだということに気づきなさい。
成功するためには目標を明確にして、「なにがなんでもやり抜くぞ」という意図をしっかり持つこと。意図を持ち続ければ、どんなに苦しくとも成功するための方法は必ず存在すると綴っております。
迷っていた私がこの本より沢山の勇気や自分が何をなすべきかを学びISO9001の取得、ベローズの生産、インターネットの利用と進めるきっかけになりました。

「因縁生起」縁を大切にするなどこの本の中には久米繊維工業株式会社の久米信行社長の「縁者」にも通じることも沢山綴ってあり、私のだいじにしている本の一冊です。

気づきの成功学

2006年04月20日(木)更新

夢とは実現可能なもの、実現が出来ないものは夢でなく空想である。

「明治大学の学生さんからの質問」
起業家になくてはならないものはどのようなものですか?
それは夢です。
夢を語れる人は起業家に誰でもなることができると思います。その夢が大きいか小さいかは別として夢を持ち続けることが出来るかどうかだけではないでしょうか、その人の生まれ育った環境や生活によって夢の大きさも違うと思いますがその夢を持ち続け、夢の実現に向けての努力だけです。

私が起業家と言われるのか解かりませんが私の育った昭和30年代の信州はその日の生活をしていくのが精一杯の時代で我が家も少ない田や畑の農業だけでは生活が出来ない農家でした、高校にいける家庭はクラスでも数人で女の子は大半が中京地区の紡績工場に、男の子は東京や名古屋に働きに出て行きました。
幸いに私は父が無理して高校まではと出させてもらえましたが、クラブ活動などする余裕もなく家の手伝いに明け暮れる毎日で早く学校を卒業して親にお金の心配をさせないように早く働こうと思い大学に行きたいなどと言う夢などとても持てる環境ではなかったです。
ただ早く働きたい、そんな小さな夢からでもその夢を少ずつ大きく育てて今は大阪のものづくりを次世代に伝え、受け継いでもらえるように努力しているところまでたどりつきました。
今の人たちはスタート地点が私の場合などと違いますから自分が何をすべきか、それさえ見つけられれば夢の実現は早いと思います。

夢は追い続けるもの、夢に終わりはない。
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