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加工が難しいインコネル625を若者が加工しています。

投稿日時:2017/04/06(木) 07:01rss

最近800℃から1000℃の高温に対応するベローズの要求が増えてきましたが、三元ラセン管工業では1998年9月に開発したインコネル625という材料を使ったベローズで対応しています。

このインコネル625という材料は、カナダのトロントにあるスペシャルメタルズ社(旧INCO社)が開発した材料で、ニッケルとクロームとモリブデンの合金で鉄は2%ほどしか含まれていない材料です。高温から極低温まで優れた機械的性質を持つ、耐食耐熱超合金で、宇宙から原子力、化学装置などに使われています。



しかしインコネル625という材料は加工が難しい材料です。
その加工が難しい材料を古い旋盤を駆使して若者が丸鋼から穴あけ加工をし、それからベローズに組み込む金具を製作しています。

丸鋼から穴あけ加工をした材料、高価な材料も削りくずになる部分のほうが多いです。




















第21回機械要素技術展
期日 6月21日(水)~23日(金)
会場 東京ビックサイト


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    ベローズ内径87mmx318L 内筒付 片側特殊フランジ・片側パイプノズルが沢山ついた特殊なベローズ 材質ベローズ インコネル625 フランジ、パイプ、ノズル、内筒など全てSUS310S 流体排ガス800℃~1000℃ バネ定数56.9N/mm...

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フレキシブルチューブ及びベローズの設計・製造 1980年 6月 日本水道協会検査工場に認定 2000年 2月 ISO9001認証取得 (認証機関 高圧ガス保安協会) 2005年12月 大阪市より溶接技能部門で大阪テクノマスターに認定...

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1944年1月生まれ長野県伊那市三元ラセン管工業株式会社 代表取締役ブログ「ベローズ案内人」 運営

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